エリート外科医の滴る愛妻欲~旦那様は今夜も愛を注ぎたい~
「このまま、お前のど真ん中に、かじりついてやりたいけれど」

「ダメ……ちょっとずつ、ちょっとずつして……」

いきなり全身全霊で求められたら、身体が大変なことになってしまいそうだから。

ブラウスから腕を引き抜き、彼の熱を均すように、その背中をさする。

なんて大きな背中なのだろう、私の手では小さすぎて、撫でるのもひと苦労だ。

「周りからじわじわ食べられるのが、お好みと見える」

ニヤリと狡猾な笑みを浮かべると、私の要求通り、端っこからじわじわと食べていく。焦らすように、念入りに。

食べ終わる頃には、彼に捕食された証拠ともいえるキスマークが、身体中にいくつも刻まれていた。

「透佳くんって……やっぱり……意地悪……」

真ん中に辿り着く頃には、私はもう啼かされすぎてヘロヘロで、抱き返す気力も残ってはいなかった。

「彩葉……全部食べさせろ」

「っああ……!」

ふたり、深く身体を重ね合って、力尽きるかのようにベッドへ倒れ込んだ。


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