エリート外科医の滴る愛妻欲~旦那様は今夜も愛を注ぎたい~
「仕方がないな」
彼はやれやれとため息を吐くと、なぜだかベッドに潜り込んできた。
「あ、あのっ、なにしてるんです!?」
「添い寝してやる。まずはその見開いている目を閉じろ」
横向きに寝転がり、彼は枕にしろとばかりに自身の腕を差し出した。
これは、もしかして腕枕ってやつ? こんなんじゃ、余計に気が抜けないよ。不整脈が悪化してしまいそうだ。
「透佳、くん、これじゃ、眠れな――」
彼から離れようともがいていると、反対に後頭部をつかまれ、胸の中に押し込まれた。
「むぐっ」
顔から胸に突っ伏して、鼻をぶつける。しっかりとホールドされてしまい、身動きすら取れなくなった。
「と、透佳く――」
「耳を済ませろ」
「へ?」
「俺の心臓の音が聞こえるだろ。力を抜いて、その音に耳を済ませろ。目をつぶったら、数えるんだ。1、2、3、4……」
彼の力強い鼓動が、一定のリズムを刻みながら私の鼓膜を揺らす。
澄んだ低音ボイスが、その拍動に番号を振る。
5、6、7、8……。
彼はやれやれとため息を吐くと、なぜだかベッドに潜り込んできた。
「あ、あのっ、なにしてるんです!?」
「添い寝してやる。まずはその見開いている目を閉じろ」
横向きに寝転がり、彼は枕にしろとばかりに自身の腕を差し出した。
これは、もしかして腕枕ってやつ? こんなんじゃ、余計に気が抜けないよ。不整脈が悪化してしまいそうだ。
「透佳、くん、これじゃ、眠れな――」
彼から離れようともがいていると、反対に後頭部をつかまれ、胸の中に押し込まれた。
「むぐっ」
顔から胸に突っ伏して、鼻をぶつける。しっかりとホールドされてしまい、身動きすら取れなくなった。
「と、透佳く――」
「耳を済ませろ」
「へ?」
「俺の心臓の音が聞こえるだろ。力を抜いて、その音に耳を済ませろ。目をつぶったら、数えるんだ。1、2、3、4……」
彼の力強い鼓動が、一定のリズムを刻みながら私の鼓膜を揺らす。
澄んだ低音ボイスが、その拍動に番号を振る。
5、6、7、8……。