みずあめびより
───俺は彩木さんと違って寝つきが悪い。安心しろ。世界記録は君のものだから。
首を動かしてテーブルの向こう側を見ると彼女はぐっすりと眠っていた。
───彼女がテーブルの方に倒れそうになった時、とっさに腕を掴んでこっちに引き寄せてよかった・・・。自分でも体勢立て直そうとしてたけど無理そうだったし。俺のせいで痛い思いさせるところだった。でも、勢いがありすぎたのか、あんなに密着してしまった・・・。
一瞬の出来事だったが、彼女の温もりや女性らしい柔らかさを思い出して顔が熱くなった。
───そしてさっきの呪文は?拳法?ヨガとか?まさか彼女からあんな声が出るなんて・・・。何なのか聞いてみたいが、俺が目が覚めていたってわかったら恥ずかしいだろうし。勉強?したまま寝ちゃったのか・・・。
立ち上がって近づき参考書やノートを覗き込んでみた。付箋が貼ってあったりマーカーが引っ張ってあり、使い込んでいるようだ。
耳にはイヤフォンが入っていて、聴こえてくる言葉をメモ紙に書きとっていたようだった。
自分に掛けられていたタオルケットを彼女にかけようとしたが手を止めた。
───このままの体勢で朝まで寝たら体痛くなる。
寝室から弟が泊まりに来る時に使う三つ折りになったマットレスを持ってきて、彼女のすぐ後ろに敷き、クッションを枕がわりにした。
遠慮がちに彼女の体に触れると支えながらゆっくりと倒して寝かせ、寝室から持ってきたタオルケットをかけた。
───これ目が覚めた時俺が寝かせたって分かって彼女は 戸惑うだろうか?やっぱりさっきの体勢の方がいいんだろうか?いやでもあの体勢で寝てたら肩も凝るし腰も痛くなる。もうこうなったらなるようになれ。
「おやすみ。俺も楽しかったし嬉しかった。」
あまり長い間寝顔を見ていてはいけない気がしてそう言うとソファに戻りしばらくして眠りについた。
首を動かしてテーブルの向こう側を見ると彼女はぐっすりと眠っていた。
───彼女がテーブルの方に倒れそうになった時、とっさに腕を掴んでこっちに引き寄せてよかった・・・。自分でも体勢立て直そうとしてたけど無理そうだったし。俺のせいで痛い思いさせるところだった。でも、勢いがありすぎたのか、あんなに密着してしまった・・・。
一瞬の出来事だったが、彼女の温もりや女性らしい柔らかさを思い出して顔が熱くなった。
───そしてさっきの呪文は?拳法?ヨガとか?まさか彼女からあんな声が出るなんて・・・。何なのか聞いてみたいが、俺が目が覚めていたってわかったら恥ずかしいだろうし。勉強?したまま寝ちゃったのか・・・。
立ち上がって近づき参考書やノートを覗き込んでみた。付箋が貼ってあったりマーカーが引っ張ってあり、使い込んでいるようだ。
耳にはイヤフォンが入っていて、聴こえてくる言葉をメモ紙に書きとっていたようだった。
自分に掛けられていたタオルケットを彼女にかけようとしたが手を止めた。
───このままの体勢で朝まで寝たら体痛くなる。
寝室から弟が泊まりに来る時に使う三つ折りになったマットレスを持ってきて、彼女のすぐ後ろに敷き、クッションを枕がわりにした。
遠慮がちに彼女の体に触れると支えながらゆっくりと倒して寝かせ、寝室から持ってきたタオルケットをかけた。
───これ目が覚めた時俺が寝かせたって分かって彼女は 戸惑うだろうか?やっぱりさっきの体勢の方がいいんだろうか?いやでもあの体勢で寝てたら肩も凝るし腰も痛くなる。もうこうなったらなるようになれ。
「おやすみ。俺も楽しかったし嬉しかった。」
あまり長い間寝顔を見ていてはいけない気がしてそう言うとソファに戻りしばらくして眠りについた。