医者の彼女
友里「まぁ、あんだけ咳してたら…
医者としては気になるよね…」

花凛「ねぇ!そういえば何であの人は
フリーターって嘘ついてたの⁇」

「…さぁ…」

女除けだよ…
って言いたかったけど、言わないでおいた。

みさき「でもいいよねー、彼氏が医者って。」

友里「わかるー♬しかもあんなイケメンだったら
マジ最高じゃない⁇」

「ん⁇彼氏じゃないよ?」

みさき「分かってるよ‼︎でも憧れるでしょ?」

「…全然。やだよー、医者の彼氏なんて。」

いや、確かに和弥さんの事はいいなって思ったけど…

友里「亜妃はお医者さん嫌いだもんね」

みさき「いいじゃん!和弥さんだっけ?
あの人と付き合えば医者嫌いも治るかもだし♪」

「だから!瀧さんとはそんなんじゃないんだって‼︎」

友里「ってかなんで苗字で呼んでんの?
下の名前で呼びなよ。一緒に住んでたんでしょ⁇」

一緒に住んでたって…語弊があるよ。

「最初っから苗字でしか呼んだことないもん…」

花凛「えっ⁉︎じゃ向こうは⁇
瀧さんは、亜妃のこと何で呼んでるの⁇」

……
"あーきちゃん"
一度だけ名前で呼ばれたけど。あれっきり…

「…呼ばれたことない…かも。」

みさき「うっそ…」

友里「うーん…そりゃ見込み無しだね」

花凛「ないね…」

…ですよね。
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