医者の彼女
それからしばらくの間、私たちの話のテーマは
『医者の彼女だったら』って話で持ちきりだった。

学校終わりの夕方。

花凛「ねー!久しぶりにカラオケ行こうよ」

みさき「いーねー!行こ行こ‼︎」

友里「いいね!亜妃も行くでしょ⁉︎」

「あーっと。ごめん‼︎今日もバイトだ…」

みさき「そっか…稼がないとね。」

「サボりすぎたからね…ちょっとピンチ。
ごめんね、また誘って‼︎」

花凛・友里・みさき「頑張ってね」

みんなと別れてバイトに行く。
 
店長「はつきちゃん、最近ずっとバイト
入ってくれてるけど体調大丈夫⁇」

「はい、もうすっかり‼︎」

店長「無理しないでね。話相手だけ、
しっかりしてくれたらいいから♪」

「はい、ありがとうございます」

そう言ってお酒を作ったり、話を聞きながら過ごす。
体調の事を知ってるお客さんも多くて、
無理にお酒を勧められることもなかった。

朝3時半。仕事を終えて家に帰る。
携帯を開くと和弥さんから着信が3件⁇

何かあったのかな…⁇発作も起こしてないし、
やましい事はないはず…
電話かけ直した方が良いかと思ったけど、
時間も遅いし明日にすることにした。
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