イケメン同期から全力で逃げてますが、逃げ切れる気がしません!

「ン……っぁ」

のしかかってくる彼の体重を全身に感じながら、無我夢中でキスに応えた。
苦しくて、呼吸もままならないほどだったけれど。
自分から許した手前、文句なんて言えなくて。

ただただ、必死で彼のシャツにしがみつき、その嵐に翻弄される。

スウェットの上からなぞっていた手が、その下の素肌を探り始めても。
わたしは拒めなかった。

脇腹、鳩尾……
どこもかしこも、彼に触れられるだけで溶けちゃいそう。
全身が甘く痺れてたまらない。

悩ましい熱を身体から逃がすように吐息を漏らしていたわたしは、スウェットがいつのまにかずり上がっていて、ブラまで丸見えになっていたことに気づかなかった。

ヒンヤリ外気を感じて、霞む視界を動かした時にはもう。
ブラのカップは押し下げられ、こぼれ出た胸に彼の視線が注がれていて。

「ちょ、なっ……」

隠そうと体の前で交差した両腕を彼に取られ、顔の横に縫い留められた。
「すげぇ綺麗……」

「も、……バカぁ……見ないでよぉ」

恥ずかしくて死にそうで。
首をふるふる振り、お願い、って半泣き状態で頼むけど。
彼はニヤッと口角を上げるだけ。

「そんなエロい顔で言われても逆効果だから。めちゃくちゃにしたくなる」

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