砂上の城〜秘密を抱えた少年の数奇な運命
「そうだ。農民らが慣れない戦で疲弊し、土地も荒れて穀物の生産が著しく落ちている。
飢饉になって弱ったところを他国に攻め入られたりすればひとたまりもないだろう。
だから私は研究に集中したい。保存性が高いといわれるブリュオー王国名産のスカトーフェルンという植物を研究してきた。暑さと乾燥に強く、ほぼ放置で栽培できる。地中に実がつくから、地上を踏み荒らされても収穫できるし、葉もつるも食べられる。これを普及させたいと思っている」
「それって、最近食事に出てくる、茹でて食べたら甘くて美味しいアレですか?」
「あぁ、美味しい上にお腹にも溜まるだろう。
国王陛下は世継ぎのこと、貴族たちは保身と金しか興味がない。
本気で危惧しているのは、師レオポルトくらいだ。師レオポルトもスカトーフェルンには大変興味を示してくださっている。
私はこの研究に没頭して進めていきたい」
飢饉になって弱ったところを他国に攻め入られたりすればひとたまりもないだろう。
だから私は研究に集中したい。保存性が高いといわれるブリュオー王国名産のスカトーフェルンという植物を研究してきた。暑さと乾燥に強く、ほぼ放置で栽培できる。地中に実がつくから、地上を踏み荒らされても収穫できるし、葉もつるも食べられる。これを普及させたいと思っている」
「それって、最近食事に出てくる、茹でて食べたら甘くて美味しいアレですか?」
「あぁ、美味しい上にお腹にも溜まるだろう。
国王陛下は世継ぎのこと、貴族たちは保身と金しか興味がない。
本気で危惧しているのは、師レオポルトくらいだ。師レオポルトもスカトーフェルンには大変興味を示してくださっている。
私はこの研究に没頭して進めていきたい」