虹色アゲハ
慌てて揚羽は、車から降りようとしたが…
歩道のガードパイプでドアが開けず。
途端、右手首を掴まれて。
同じく左手首ともども、シートに押し付けられる。
「やめてよ!」
「大丈夫、すぐに気持ち良くなるから」
そう言って久保井は、揚羽の首筋にキスを落とすと…
その唇を胸元の方に這わせていった。
「やっ…いやっ!
ほんとに訴えるわよっ!?」
必死に抵抗しながらも。
その肌は、身体は、異常なほど久保井に感じてしまっていて…
それが許せない感情と、どうにもならない感覚に、おかしくなりそうになる。
「もういやお願いっ…
お願いやめてっ!」
すると、胸元を吸っていた久保井はそれをやめて…
「そんな嫌っ?」
と小馬鹿に吹き出した。
「無理やりなんて嫌に決まってるでしょ!?」
「無理やりって…」
そこで久保井は掴む手を緩めると。
「嫌よ嫌よもなんとかって言うしさ?
自分で危険とか言っときながら、のこのこ来るぐらいだし。
2度も同じ手食うコじゃないと思ったから、てっきりOKなのかと思ったんだけど…
揚羽ちゃんって実はバカなコ?
俺じゃなかったら犯られてるよ?」
歩道のガードパイプでドアが開けず。
途端、右手首を掴まれて。
同じく左手首ともども、シートに押し付けられる。
「やめてよ!」
「大丈夫、すぐに気持ち良くなるから」
そう言って久保井は、揚羽の首筋にキスを落とすと…
その唇を胸元の方に這わせていった。
「やっ…いやっ!
ほんとに訴えるわよっ!?」
必死に抵抗しながらも。
その肌は、身体は、異常なほど久保井に感じてしまっていて…
それが許せない感情と、どうにもならない感覚に、おかしくなりそうになる。
「もういやお願いっ…
お願いやめてっ!」
すると、胸元を吸っていた久保井はそれをやめて…
「そんな嫌っ?」
と小馬鹿に吹き出した。
「無理やりなんて嫌に決まってるでしょ!?」
「無理やりって…」
そこで久保井は掴む手を緩めると。
「嫌よ嫌よもなんとかって言うしさ?
自分で危険とか言っときながら、のこのこ来るぐらいだし。
2度も同じ手食うコじゃないと思ったから、てっきりOKなのかと思ったんだけど…
揚羽ちゃんって実はバカなコ?
俺じゃなかったら犯られてるよ?」