レーセル帝国物語 皇女リディアはタメグチ近衛兵に恋しています。
「デニスも,今日はとってもステキよ」
リディアの言う通り,彼もこの日は礼装をしていた。
刺しゅうの施された青い詰め襟の上着に白い下衣,黒のブーツ。それも,いつもの泥で汚れた編み上げブーツではなく,ピカピカに磨き上げられたブーツだ。
「えっ,そうか?オレは似合わねえなと思ってたんだけど」
「ううん,とってもステキよ。あなたの肌の色にも,髪の色にもよく合ってるわ」
レーセル帝国近衛軍団の伝統的な礼装を,褐色の肌をした彼が着ると,いつもに増して異国風に見えるから不思議だ。
リディアの言う通り,彼もこの日は礼装をしていた。
刺しゅうの施された青い詰め襟の上着に白い下衣,黒のブーツ。それも,いつもの泥で汚れた編み上げブーツではなく,ピカピカに磨き上げられたブーツだ。
「えっ,そうか?オレは似合わねえなと思ってたんだけど」
「ううん,とってもステキよ。あなたの肌の色にも,髪の色にもよく合ってるわ」
レーセル帝国近衛軍団の伝統的な礼装を,褐色の肌をした彼が着ると,いつもに増して異国風に見えるから不思議だ。