レーセル帝国物語 皇女リディアはタメグチ近衛兵に恋しています。
リディアは彼を励ますつもりで,微笑みながらそう言った。あなたはちゃんと,子供の頃の決意を果たしているんだから,そんなに自分を責めないで,と。
彼女の手がデニスの頬に触れた瞬間,信じられないことが起きた。デニスが,自分の手でリディアの手を掴んだのだ。
「デ,デニス?」
大きなデニスの手の平から彼の温もりが伝わってきて,リディアの心臓がドクン,と高く脈打った。心臓が跳び出すのではないかと思うくらいに。
ジョンに手を取られた時には少し戸惑っただけで,こんなにドキドキはしなかった。
ときめくのは,相手がデニスだから。
「リディア,ありがとう。お前は本当に優しいな……」
「それ,わたしがさっき言った台詞」と言う前に,リディアの唇はデニスの唇に塞がれていた。初めてのキスだった。
酒の臭いはしないから,酔ってキスしたわけではなさそうだ。……とすると!?
彼女の手がデニスの頬に触れた瞬間,信じられないことが起きた。デニスが,自分の手でリディアの手を掴んだのだ。
「デ,デニス?」
大きなデニスの手の平から彼の温もりが伝わってきて,リディアの心臓がドクン,と高く脈打った。心臓が跳び出すのではないかと思うくらいに。
ジョンに手を取られた時には少し戸惑っただけで,こんなにドキドキはしなかった。
ときめくのは,相手がデニスだから。
「リディア,ありがとう。お前は本当に優しいな……」
「それ,わたしがさっき言った台詞」と言う前に,リディアの唇はデニスの唇に塞がれていた。初めてのキスだった。
酒の臭いはしないから,酔ってキスしたわけではなさそうだ。……とすると!?