諦めて結婚いたしましょう~一途な御曹司の抑えられない独占欲~
「行きましょう、理人さん」

 私は、理人さんの腕を掴んで走り出した。

「おいっ」

 彼の慌てたような声が背中に刺さる。

「時間がもったいないです。思いっきり満喫しましょう」

 私にとって今日が特別な日になったように、理人さんにとっても、今日が忘れられない一日になればいいと思った。
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