俺のボディガードは陰陽師。~第二幕・幸福論~
「ほ、ホントだ…!ペンギン様、ハゲてる。ぷぷっ」
「はぁ?…違うわコラあぁぁっ!何笑っとんじゃ!おまえ、天然か!」
「え?え?ち、違うのか?!」
なずなは更に怒りながら、ペンギン様のハゲとるような頭を指差す。
「ハゲとるやないかい…伶士、おまえがおペン様顔に押し付けたせいで…ハゲたやないかい!私のファンデーション!」
「は?ふぁ、ファンデーション…?」
「ハゲとるやないかい!私の化粧、ファンデーション!…ハゲとるやないかいぃぃっ!」
あ…。
なずなはコンパクトミラーを開いて、ペンギン様の頭が刺さった頬の部分を確認している。
「ああぁぁっ!やっぱり!」と、声をあげていた。
「やっぱり、ハゲとるやないかいファンデーション!おペン刺さったところ、ハゲとるやないかいぃぃっ!…せっかく早起きしてメイクしたのに!ハゲとるやないかいぃぃっ!」
ペンギン様の刺さった頬は。
確かに、ファンデーションが剥げ落ちていて、色が変わって黒ずんでいる。
ボールペンのペンギン様のハゲ頭をもう一度見る。
これ、ファンデーションなの?
「はぁ?…違うわコラあぁぁっ!何笑っとんじゃ!おまえ、天然か!」
「え?え?ち、違うのか?!」
なずなは更に怒りながら、ペンギン様のハゲとるような頭を指差す。
「ハゲとるやないかい…伶士、おまえがおペン様顔に押し付けたせいで…ハゲたやないかい!私のファンデーション!」
「は?ふぁ、ファンデーション…?」
「ハゲとるやないかい!私の化粧、ファンデーション!…ハゲとるやないかいぃぃっ!」
あ…。
なずなはコンパクトミラーを開いて、ペンギン様の頭が刺さった頬の部分を確認している。
「ああぁぁっ!やっぱり!」と、声をあげていた。
「やっぱり、ハゲとるやないかいファンデーション!おペン刺さったところ、ハゲとるやないかいぃぃっ!…せっかく早起きしてメイクしたのに!ハゲとるやないかいぃぃっ!」
ペンギン様の刺さった頬は。
確かに、ファンデーションが剥げ落ちていて、色が変わって黒ずんでいる。
ボールペンのペンギン様のハゲ頭をもう一度見る。
これ、ファンデーションなの?