俺のボディガードは陰陽師。~第二幕・幸福論~
「るっせぇな。…だから、人間界にやってきたのか?だとしたら甘いな?食糧ごときの愚かな人間の分際である俺に、こんなにボッコボコにやられてよ?」
《何っ!》
口論でも、竜堂の方が一枚上手のよう。
コスプレ魔族も意味がわからないのか、呆気に取られているが、表情は憎しみたっぷりだ。
「…嫉妬はマイナスのエネルギー。って世の中一般はそう通ってるのかもしんねえけど…俺はそんな風には思わない。だってよ?…」
そんな自分節を唱えている間にも…拳にはどんどん光が集まり。
やがて、ひとつの塊となっている。
「…だって、こういう感情があるからこそ、人は次にどうしようか、こうしようかと考える事も出来るんだぜ?…成長し、強くなれるんだぜ?このエネルギーをプラスにするのか、マイナスにするかは自分次第だろが」
言葉を投げ掛けられている魔族は、ようやく立ち上がりながらも、表情は困惑を見せていて。
竜堂のその勝手な自分論にも、光の圧縮された威圧感にも、怯んでいるようだ。
《何っ!》
口論でも、竜堂の方が一枚上手のよう。
コスプレ魔族も意味がわからないのか、呆気に取られているが、表情は憎しみたっぷりだ。
「…嫉妬はマイナスのエネルギー。って世の中一般はそう通ってるのかもしんねえけど…俺はそんな風には思わない。だってよ?…」
そんな自分節を唱えている間にも…拳にはどんどん光が集まり。
やがて、ひとつの塊となっている。
「…だって、こういう感情があるからこそ、人は次にどうしようか、こうしようかと考える事も出来るんだぜ?…成長し、強くなれるんだぜ?このエネルギーをプラスにするのか、マイナスにするかは自分次第だろが」
言葉を投げ掛けられている魔族は、ようやく立ち上がりながらも、表情は困惑を見せていて。
竜堂のその勝手な自分論にも、光の圧縮された威圧感にも、怯んでいるようだ。