イケメン芸能人と溺愛シェアハウス♡
「うちのシェアハウスで料理担当として働いて欲しくて」
「え、シェアハウスって……」
「うちのタレント専属のシェアハウスでね、」
「ちょ、ちょっと待って、タレント専属って、芸能人に私の作る料理を食べさせるってこと?」
サラッと話を進めようとした宗介さんを制するようにそういう。
「うん。僕がこの家に来たら、純恋ちゃん、いつも美味しいおつまみ作ってくれるでしょ。あれ本当に好きなんだよね。純恋ちゃんのおつまみ食べるために丸山家に来てると言っても過言ではない」
「過言ですよ」
「まぁまぁ。家でもよくご飯作ってるみたいだし。純恋ちゃん、高校も調理コースのある学校に行こうか迷ってたんでしょ?料理好きならこの機会にもっとさ」
「……いや、そうですけど、」
確かに、料理は今も好きだし、調理コースのある学校に行こうか迷っていたことだってある。
料理よりも翔を選んで今の学校に進学したけれど。
翔とはずっと離れたくなかったし、って。
なんでもかんでも、翔に繋がってしまうのが嫌だ。
それぐらい、私の中で翔は大きな存在で、この関係がなくなってしまうなんて想像もしていなかった。
「じゃあ、来てくれないかな?他のことに集中してたら辛いこと考える時間だって減ると思うし、ね?」
確かに、宗介さんのいうことは一理あるかもしれないけど。