イケメン芸能人と溺愛シェアハウス♡
「ママとパパはお見合いだったし、ママはパパ以外の人とお付き合いしたことなかったからそういうのどうしたらいいのかわかんなくて……」
「だからって……」
だからって娘のプライベートを私の許可なく人に話すかね。
しかもなんで宗介さんなのよ。
コーヒーを一口飲んだ宗介さんが口を開く。
「純恋ちゃんのパパもママも、純恋ちゃんのこと心配して相談してきてくれたんだよ。僕も昔から可愛がってきた純恋ちゃんが落ち込んだままなのは悲しいし、僕に何かできることがあったら協力したいなとは思っていて、そしたら……ね?」
宗介さんは何やら意味深にパパに目線を送った。
「僕の仕事、今まであんまり話してきたことなかったけど、この機会に」
宗介さんの仕事……。
そういえば、宗介さんがなんの仕事をしてるのか聞いたことってなかったかも。