裏はないちもんめ〜禁じられた少女たちの遊び〜
 ガラリと勢いよく教室の扉を開けたあたしを見つめていたのは、6つの目だった――。


 と言っても、1つの顔に6つ目がついているわけではない。1つの顔に2つの目。それが3人。


 つまるところ、3人の普通の人間が3年生の教室にいただけの話。


 そしてその3人は、3人とも見覚えのある顔だった。


「……玉緒に、遥、美依だよね。久しぶり」


 どういう顔をすればいいのかわからなくて、とりあえず微笑んだあたしに、


「……な、んで新菜がいるの」


 1番右に立つボブカットの玉緒は目を見開くと、唇をわなわなと震わせる。
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