青は奇跡






「……んん、……ん」


「……あ」


「……ち、づる?」


「……」


「……あれ、俺……?」


「……燦」


「……千鶴、俺……、どうなって、る?」


「ちょ、ちょっと待って。

先生呼んでくるから、ね」





先生を呼ぶとすぐにやって来て、頭が痛むかどうか、おかしなところはないか、などいろいろ質問をしていた。




時折打撲したのか腰のあたりを押さえて苦しげに話していた。




専門的なことは全然分からないのでわたしはただ先生の近くに立っていることしか出来なかった。





「とりあえず会話が出来るから大丈夫そうね。

夏川くん、打ったところ以外に痛む場所はある?」


「今のところは大丈夫です」


「でも今日は出来るだけ安静にしていること。

絶対に無理はしないこと。

帰れなかったらお母様かお父様に連絡してお迎えに来ていただきます」


「……わかりました」


「これから会議があるからしばらく出るけど、体調が良ければ帰ってもいいわ。

じゃあ行ってきます」




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