にびいろのなかのひかり 鈍色の中の光

「じゃあ、明日仕事終わったら
美波さんの家、行っていいの?」



「来てくれますか?
嫌だったら…無理に…」



「挨拶したいから…
遥をよろしくって言われてるし」



「嬉しい…」





「遥…」


「え…?」


「遥…」


「ん…?」





「ただ、呼んでみたかった」


「なんか、くすぐったい」




「なに?それ」


「明日生…」



「…」



「ね?
くすぐったくない?」



「いや、わかんない」



「うそー、照れてる」



「照れてない」



「照れてる、耳赤いもん!」




「うるさい…」




ーーー



原さんにキスされた



ドキドキする…




「…好き…原さん」




「そこは、明日生でしょ…」



「そっか…」




原さん、大好きです






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