永遠、というものがあれば
「さっきのことって?」



「その…コンパとかよく誘われたりするの?」



「たまに、だよ?でも行ってないからね」



陽斗はまた頭を抱えて下を向いて、



「ごめん!すげー勝手なこと言ってるのわかるけど、陽菜がコンパに誘われてるのも嫌だ」



陽斗?



顔が真っ赤だよ?



もしかしてヤキモチやいてるの?



「俺、自分でもう少し余裕がある奴かと思ってた」



ますます真っ赤になる陽斗は街中ですましてるharuとは全く別の顔。



どんどん発見していく新しい陽斗の表情に、



私の胸はぎゅ〜っと締め付けられるよ。



「情けないな。信じてろ、って言ったの俺の方なのに」



「そんなことない!すごくうれしいよ?」
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