【完】白坂くんの溺愛は危ないことだらけ


がらの悪い男達は誰かを探しているのか、ウチの学校の人が通る度に、蛇のように目を光らせている。


数え切れないほどのピアスが耳に刺さっているし、髪色も派手で、ものすごく人相も悪い。


怖そう……。

あっちの方、見ないようにしよう。



意識を集中させようとしたけれど、その男達が着ている制服には見覚えがあって、ハッと息をのんだ。


あの夜、白坂くんを囲んでいた男達が着ていたものと全く同じだから。


そして、真ん中にいる男は、銀髪……。


白坂くんが待ち伏せをされると言っていた。


その話に出てきた男も銀髪だったことを思い出し、ぞくりと背中が震えた。

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