エリート検事はウブな彼女に激しい独占愛を滾らせる
女性は菅原舞美という名で、職業はガールズバー店員。暴力男とは店で知り合い、交際するようになったのだという。
彼女が話してくれたのはそこまでで、男の名前や職業に関しては教えようとせず、その日は連絡先を渡すだけにとどまった。
しかし翌日、仕事中に舞美から連絡があり、恋人の男にまた暴行を受けたこと、そして男はここ最近勢力を拡大しつつある、半グレ集団のリーダーであることを聞かされた。
『彼とは半同棲のような感じで……時々彼の仲間がうちに集まったりもするんです。もしかしたら、犯罪を立証する手がかりがあるかもしれません。今なら彼は不在です』
『わかりました。すぐに伺います』
俺は教えられたアパートに出向き、直接舞美と話をした。
残念ながら半グレ集団の悪事を暴くような証拠は見つからなかったが、彼女の体にはやはり日常的に暴力を受けている痕跡があり、俺はいくつかピックアップしてきたDVの相談先を彼女に伝えた。
そして用が済み、舞美の部屋を辞去しようとした時である。
『帰らないで……! 怖いんです、私』