エリート検事はウブな彼女に激しい独占愛を滾らせる
彼の顔は見えないが、裸同然の背中にジッと視線が注がれていると思うと心臓が早鐘を打った。
「か、確認できました……?」
照れくささをごまかすように、〝確認〟という言葉を強調しながら尋ねる。
「ああ。心配していたような傷や痣はないようだ」
彼の返事を聞いて、怪我がなかったことよりもこの恥ずかしい状況から脱却できることにホッとしたその時だった。
後ろから彼の大きな手のが私の両肩を掴み、その直後、背中に柔らかいものが押し当てられる感覚がして、ぴくんと体が跳ねた。
い、今……背中にキスした!?
「つ……津雲さん?」
「傷になっていなくても、怖くて痛い思いをしたことに変わりはないだろう。俺は医者じゃないから、こんな手当てくらいしかできないが……」
ちゅ、ちゅ、と音を立てて、彼の唇は私の背中にたくさんのキスを落としていく。
そこから広がる甘い熱が、時田に乱暴された体と心の痛みを、優しく癒していった。