エリート検事はウブな彼女に激しい独占愛を滾らせる
津雲さんの手がそっと私の眼鏡を外し、手を伸ばしてテーブルに置いた。
途端にぼやけた視界の中で、津雲さんの姿だけがハッキリ見える。それは視力のせいだけじゃなく、彼に恋しているせいもあるのかもしれない。
ぼんやりそんなことを思っていると、津雲さんの手が頬に添えられる。その手は熱で火照っているが、負けないくらいに私の頬も上気している。
自分の鼓動の音、それに彼の荒い吐息が聞こえるだけの、甘い緊張感の中。私たちは吸い寄せられるように、再び唇を合わせた。
「ん、ふぅっ……」
触れるだけだった一度目のキスとは違っていた。
唇を食べられているような感覚に陥る、激しく野性的なキス。それが何度も何度も襲ってきて、私は息継ぎだけで精いっぱいだ。
なのに、彼はまだまだ足りないというように、恐ろしく色っぽい声で「舌を出せ」と、甘い命令を下す。
おずおず伸ばした舌先に彼のそれが触れ、くすぐるように刺激される。ぞく、とした快感が背筋に走って、小さく体が震えた。