先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
気づけばベッドの中にいたわたし。

体がゆさゆさと揺さぶられて目が覚めた。

「おい。たべろ。栄養とっとかないと…ほんとに死ぬぞ。」

「え?」

目の前に湯気がホワンとあがってる。
おかゆ?

「悪いけど…冷凍ご飯チンしたぞ。」

「あんまり食欲ない…」

「ダメだ。食う!」

その言葉におされてわたしはベッドの上に座り、一口おかゆを口にいれた。

熱が高くて…寒くて…無理やりだったし、おいしいかおいしくないかなんてわかんなかったけど…先生のあったかさみたいなものを感じでジーンってした。

「せんせ…ありがとう。」

「それだけ食べれたら大丈夫だろ?薬も飲め。」

いつのまに買っていてくれたのか、風邪薬を渡されて、飲んだ。

「よし。これで大丈夫だな。熱高いし…もうちょっといてやる…」

先生は時計を見ながら言った。
今いったい何時なんだろう?

ウトウトまどろみながら考えたけど、目を開けて時計を見る体力はなかった。

そしてわたしは知らないうちに…眠りに落ちていた…

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