先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
「二階堂。先部活行け。クラスの菰田がまた話あるっていうから。俺ちょっとそっち行ってから行くし。」

「はい。すみません。おまかせします。」

伊奈先生は、わたしはできるだけバレー優先にできるように、自分がクラスのことをほぼ引き受けてくれていた。

「いいんだよ。男バレは富永さんいるからな。俺いなくてもちゃんと強いし。」

ってニヤって笑って言う。

「女バレだって負けないくらい強くなりますからっ!見ててくださいね。」

わたしもニヤって笑って言うと、体育館に急いだ。

選手たちはみんな練習に没頭していた。

なーんだ。わたしいなくてもヤル気満々じゃん。

それでもやっぱりトスあげたり、サーブ打ってレシーブさせたり…なんとか強くなりたいっていうこの子たちの想いにわたしも必死についていく。

なんとか春高予選で1勝…。
とにかく今はそれが目標。


それで本日の練習が終わって、まわりを見渡してみたけど、伊奈先生、まだ部活来てないな…
そう思ったわたしは自主練は本人たちにまかせて、職員室に戻ってみた。

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