先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
◇
「あのっ!」
文化祭が近づいてきたころだ。
ついに春高バレーの予選がはじまり、その日、土曜日、亮平くんは今日は東東京まで試合にでている。
女子は抽選運がよくて、1回戦シードとなり、来週からなので、わたしは選手たちに練習はまかせてキャプテンと一緒に対戦相手の試合の偵察に行った。
試合を見ている限りでは翔陵にも勝算はあると思われた。
キャプテンもそれを見抜いていて、なんとかなりそうだと意気込んでいる。
そしてその帰りのことだ。
車でキャプテンを家まで送り届け、わたしは普段通らない民家の多い路上の交差点でぼーっと信号待ちをしていたとこだった。
住宅街だからか、人はあまり通ってない。
で、ぼーっとしてたのに、突然一人の人物が横断歩道を渡っているのを見て、ひらめいた。
この人!!
「あのっ!すみません!」
思わず、窓をあけて叫び声をあげていた。
スーツ姿のその男性は、ギョッとした顔をしてわたしを見ている。
ジャージ姿のワンボックスカーに乗った女が突然声をかけてきたら、そりゃびっくりするだろう。
けど、こんな機会逃せない。
「あのっ!」
文化祭が近づいてきたころだ。
ついに春高バレーの予選がはじまり、その日、土曜日、亮平くんは今日は東東京まで試合にでている。
女子は抽選運がよくて、1回戦シードとなり、来週からなので、わたしは選手たちに練習はまかせてキャプテンと一緒に対戦相手の試合の偵察に行った。
試合を見ている限りでは翔陵にも勝算はあると思われた。
キャプテンもそれを見抜いていて、なんとかなりそうだと意気込んでいる。
そしてその帰りのことだ。
車でキャプテンを家まで送り届け、わたしは普段通らない民家の多い路上の交差点でぼーっと信号待ちをしていたとこだった。
住宅街だからか、人はあまり通ってない。
で、ぼーっとしてたのに、突然一人の人物が横断歩道を渡っているのを見て、ひらめいた。
この人!!
「あのっ!すみません!」
思わず、窓をあけて叫び声をあげていた。
スーツ姿のその男性は、ギョッとした顔をしてわたしを見ている。
ジャージ姿のワンボックスカーに乗った女が突然声をかけてきたら、そりゃびっくりするだろう。
けど、こんな機会逃せない。