先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
「長峰えりなさんのことで聞きたいことがあるんです!」

その人が、気持ち悪そうに私を見てから、そこから足早に去ろうとしたから焦ったわたしは、窓から叫び声をあげた。

ら、その人が足をとめた。

横断歩道の途中だけど、振り向いてわたしを見た。
で、わたしのジャージ見て、納得したみたいだった。

「すみません。渡ったとこで待っててください。今、車まわします。」

間違えるはずない。
こんなきれいな顔…。

「長峰えりなさんのこと…知ってますよね?」

わたしはUターンして、路上に駐車し、車を降りた。

「わたしは…伊奈亮平の…知り合いの者です。」

そういうとその男性は、腹をくくったかのような顔をして、わたしを見て言った。

「そうです。僕は長峰えりなの弟の長峰俊哉(ながみねしゅんや)です。」

弟?
まだ、兄弟いたんだ…。

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