先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
「亮平くん…」

カフェの入り口で店内を見まわし、わたしをとらえた亮平くんの目は…心配の色を帯びていて…

そしてわたしのもとへやってきて…わたしが無事なのを確認して…安堵の目に変わった。

「彩…よかった。」

そして、ポンッてわたしの頭に手を置いた。

その後ゆっくりと視線を前に移し、亮平くんは俊哉さんを見た。

「俊哉。ありがとう。連絡くれたこと…感謝するよ。」

「いえ。亮平さん。ちょっと座ってもらえませんか?もう、僕も…イライラしてきました。今日こそはシロクロはっきりさせます。」

ふと…えりなさんを見たら…亮平くんを凝視している。
その目からは…ショックの表情が読み取れた。

亮平くんはわたしの横にストンと座り、わたしの手をテーブルの下でギュッと握った。

「俺も…もう今日で終わりにしたい。俺は…彩と一緒にこれからの人生…歩んで行きたいって思ってる…」

え?

驚いて、わたしは思わず亮平くんを見た。


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