先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
「あの日…一哉から亮平に送ったメールの意味
『俺、もうおまえとバレーやってく自信ない』って…いうのは…ね…」

そして、ゆっくりと一回深呼吸した。

そのあと…どれくらいだろう…結構長い沈黙があった。

やっぱり言えない…
そう言うのかもしれないと思った。

けれど、えりなさんは再び深呼吸すると口を開いた。

「わたしが一哉にとってうっとおしいからって言う意味なの。」

「は?意味が分からねえ…」

亮平くんは相変わらず、えりなさんの顔は直接見ようとはしない…

「わたし、話すの下手だからうまく話せる気がしない…俊哉…かわりに…話してくれないかしら?」

えりなさんは俊哉さんを見た。

俊哉さんは…ちょっと渋そうな顔をしたが…仕方ないと諦めたのか、口を開いた。

「わかったよ。姉さん。」

そして、亮平くんの方へ視線を合わせた。

「亮平さん。二階堂さん。僕から…事実をお話しします。」

「ああ。」

亮平くんが深くうなづいたので、わたしも深く首を下げた。

俊哉さんは姿勢を正した。

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