先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
「今ここに亮平が入ってくるまでは、わたしはまだ亮平がいつかわたしに振り向いてくれるかもしれないって期待を心の中に抱いていたの。
けれど、入ってきたときに亮平が二階堂さんを見た、その視線があまりにも…」
そして我慢できずに、またえりなさんの目からツーっと涙が伝った。
「全身で二階堂さんを心配してる亮平を…
二階堂さんを愛してるっていうオーラを全身から放ってる亮平を…
見たら…
もうダメなのだと…いえ、最初からダメだったのだとわかったわ。」
その涙は綺麗だと思った。
何かを決意した女の涙だ…。
「俊哉。わたし明日から療護施設に入ることにするわ。この病、徹底的に直します。そしてもう一度人生仕切り直し…。もう次は…亮平にとらわれない生き方をしようと思う。一哉のことも…ずっと胸の奥にかかえたままだから…向き合えるようになりたいから…」
えりなさんは向き直るとわたしを見た。
「二階堂さん。いろいろいじわる言ってごめんなさいね。わたし、ほんとのこというと、あなたの部屋に泊った合宿の夜は今でも楽しかったって思うのよ。わたしもバレーやり続けていたら、こんな楽しい夜過ごせたのかなって…。」
そして目を一度閉じた後、また開くと優しい表情で言った。
「また、観戦に行ってもいいかしら。バレーの試合。」
「ええ。いつでもいらしてください。」
「ありがとう。」
そして最後に、えりなさんは亮平くんのほうへ向き直った。
けれど、入ってきたときに亮平が二階堂さんを見た、その視線があまりにも…」
そして我慢できずに、またえりなさんの目からツーっと涙が伝った。
「全身で二階堂さんを心配してる亮平を…
二階堂さんを愛してるっていうオーラを全身から放ってる亮平を…
見たら…
もうダメなのだと…いえ、最初からダメだったのだとわかったわ。」
その涙は綺麗だと思った。
何かを決意した女の涙だ…。
「俊哉。わたし明日から療護施設に入ることにするわ。この病、徹底的に直します。そしてもう一度人生仕切り直し…。もう次は…亮平にとらわれない生き方をしようと思う。一哉のことも…ずっと胸の奥にかかえたままだから…向き合えるようになりたいから…」
えりなさんは向き直るとわたしを見た。
「二階堂さん。いろいろいじわる言ってごめんなさいね。わたし、ほんとのこというと、あなたの部屋に泊った合宿の夜は今でも楽しかったって思うのよ。わたしもバレーやり続けていたら、こんな楽しい夜過ごせたのかなって…。」
そして目を一度閉じた後、また開くと優しい表情で言った。
「また、観戦に行ってもいいかしら。バレーの試合。」
「ええ。いつでもいらしてください。」
「ありがとう。」
そして最後に、えりなさんは亮平くんのほうへ向き直った。