先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
「じゃあね。彩実ちゃん。また遊び行こうね。」

瀬戸口さんはニコッとキラースマイルをわたしに向けるとそのまま伊奈先生の方は振り向かず…去って行った。

後ろ姿もオトコマエ…

「おいっ。」

それにしても噂ほんとにするとか…一体何言い出すんだか…

とか考えてたら…
伊奈先生がパスっと頭を叩いた。

「え?痛っ…」

「来いよ。」

「何なんですか?テストのことって何がありましたっけ?」

先生がスタスタ歩き出したので後ろをついて行った。

わたしの問いには答えずひたすら歩く…

と思ったら…

屋上?
なんで?

「ちょっ!なんでここ?」

つられて屋上に足を踏み入れたところで扉に鍵をかけた伊奈先生。

「こんなとこでテストのことって何?」

わたしはちょっと憤慨して言った。
伊奈先生は屋上の1番景色のいい海の見えるところで立ち止まった。

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