先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
「彩実ちゃん。」

後ろから呼ばれてふと気がづいた。

作り直しをしているうちにもうかなり遅くなっていたらしい。

「瀬戸口さん。」

もうリュックを片手に立ってるからたぶん帰るところなんだろう。

「もう9時だけど?帰らないの?あー。テスト担当なわけね。」

「あ、はい。そうなんです。で、やっぱりつくりなおしになっちゃって。」

「1年目だしそうなるよね。気にしなくていいよ。けど水曜日だし、さすがに帰ろ。ほとんどみんないないよ。」

「ですね。帰ります。あとここだけで終わるので。」

「ほんと?じゃぁ俺先帰るけど。誘いたいところだけど、お互い車だしね。」

「はい。お疲れ様です。」

「今度また飯行こ。テスト中部活ないからさ。そんときにでも。」

「はい。」

「じゃ。またLINEするね。」

そして瀬戸口さんは帰っていった。

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