レーセル帝国物語 皇帝陛下に見初められた侍女見習い
「はい……」
もしかして,やっぱりアリサが言っていたとおり,レオン様が陛下なの?
どちらにしても,陛下に直接お会いしてお話しする必要がある。
わたしは気を取り直して仕事に集中しようとしたけれど,どうしてもアン様の仰ったことが気になって仕方がなかった。
****
――夕方。わたしは大臣の執務室を訪れた。
「アン様のお部屋係見習いのイライザ・バルディです。陛下にお目にかかりたいのですが,至急取り次いで頂けますでしょうか?」
「承知した。しばし待て」
「はい」
大臣はまだ三十歳そこそこじゃないかしら。まだお若い。
大臣が陛下にお伺いを立てに行かれている間,わたしは大臣の執務室の長椅子に腰かけて待たせて頂くことにした。
その間,胸の高鳴りを抑えることができないまま待つこと一〇分ほどで,大臣がお戻りになった。
もしかして,やっぱりアリサが言っていたとおり,レオン様が陛下なの?
どちらにしても,陛下に直接お会いしてお話しする必要がある。
わたしは気を取り直して仕事に集中しようとしたけれど,どうしてもアン様の仰ったことが気になって仕方がなかった。
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――夕方。わたしは大臣の執務室を訪れた。
「アン様のお部屋係見習いのイライザ・バルディです。陛下にお目にかかりたいのですが,至急取り次いで頂けますでしょうか?」
「承知した。しばし待て」
「はい」
大臣はまだ三十歳そこそこじゃないかしら。まだお若い。
大臣が陛下にお伺いを立てに行かれている間,わたしは大臣の執務室の長椅子に腰かけて待たせて頂くことにした。
その間,胸の高鳴りを抑えることができないまま待つこと一〇分ほどで,大臣がお戻りになった。