極道の彼は子持ちの私に溺愛する


「あっ、そういえば名前なんて言うんですか?」

「ん?…あー、俺は耀生」



どこかで聞いたことのある名前、、だけどそれがどこで聞いたことがあるのか思い出せない



「名前までかっこいい〜!私彼氏と別れようかな」

「安心しろ、俺はお前タイプじゃないから」

「ちょっ、酷っ!ねぇ、もも そう思わない?」



そんなこといきなり私にふられても分からない。
てか、完全に私場違い感半端ない



「鈴音彼氏いるんだし、彼可哀想だよ」

「もー!真面目か!」

「どっちかと言えば、俺はこいつの方がタイプ」



そう言われて彼に肩を引かれた。

彼から漂ってくる優しめの香水の匂いとアルコールの香りが一気に鼻腔をくすぐる。

こんなことをされたら女子は一瞬で彼の虜だ。

男経験のない私にとったら、抵抗力もなくどうしたらいいのか分からない。



「…お前なんかすげーいい匂いする」



そうやっていきなり彼が私の匂いを嗅いできた
こんなことされるなんて前代未聞

余計に訳が分からない。



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