極道の彼は子持ちの私に溺愛する
そう言って令さんは律希の顔を覗き込む。
そして顔を見た瞬間何かを言いたげに目を見開く
何が言いたいのかよく分かる。
「あの、一応聞きますが 耀の子どもですよね?」
「…そうです、ね」
「耀とは幼い頃からずっといますけど、まじで子どもってこんなに似るんですね。名前は?」
「ぼく?りつきだよ」
さっきまで警戒していた律希も何故かすぐにケロッとしてしまい普通に話している。
「律希君何歳ですか?」
「りつ、さんさい!」
「3年前耀と別れるときには身篭ってた、ということでよろしいでしょうか?」
耀生さんは本当に私のことを探してたり調べたりしてなかったことがよく分かる。
「…別れる前というか付き合っていませんけど、離れる前に体調が悪かったことは事実ですがその時は妊娠してるなんて知りませんでした。律希を妊娠してると知ったのは離れてから1週間後です」