極道の彼は子持ちの私に溺愛する
その言葉に疑問が浮かんだ
「どうして私と会ってたことがバレるんですか?」
「耀の鼻は野生並ですよ、
あなたの香り限定で、ですけどね。」
「まま いつもいいにおいする!」
律希がそう言い、私の匂いを嗅いでくる
耀生さんも言っていた。
『お前の匂いはいい香りがする。』
親子揃って嗅覚まで似てしまったのか?
「…ということで、大人しくこのまま着いてきて貰えると助かります。」
「着いていくって、…本家ですか?」
「いいえ、この3年の間に色々ありまして耀は今本家を出て別宅暮らしです。」
「…私、会ってはいけないと思うんです。そもそも耀生さんとは出会うべきではなかった。」
今会ってしまったら、もう次は確実に逃げれない
それに意を決して離れたのに無駄になる。
私と彼は会っては行けない
「…でもそうはいけません。あなたはこの子がいる限り耀から離れることはできない」
本当に痛いところを突いてくる
そう、私は律希がいる限り彼から逃げられない
なぜなら桐生の血を引いた子だから