極道の彼は子持ちの私に溺愛する
久しぶりに聞いた彼の声は前と変わらず心地よかった
怖くて彼の顔を見ることができない
「お前遅いんだよ、どんだけ待たせんだよ」
そう言われた瞬間、ふわっと彼の匂いに包まれた
今どういう状況なのかを理解するのに時間がかかった
…私、今耀生さんに強く抱きつかれてる
「…っ、ごめんなさいっ、」
今とても幸せすぎる
「もう隠れんぼは終わりだ、
次逃げてもすぐに捕まえてやる。 」
耀生さんがそう言いながら私にキスしようとした瞬間、令さんが手をパンっと叩いた
「邪魔をして申し訳ございませんが、流石に3歳にこの状況を理解するのは酷かと…」
「…3歳って何のことだ?」
「あれ、奏多から聞いてませんか?あの子です。
ももさんのお子様ですよ。」
リビングの大きいソファーの上でチラッとこちらをみている律希
「…ももの?お前結婚してたのか?」