極道の彼は子持ちの私に溺愛する


「まま これりつのぱぱ?」



いきなり口を開いた律希が口に出したのは、まさかの桐生組の若頭を『これ』と言った…

普通の人だったら絶対に殺されてる、、



「ああ、挨拶遅くなって悪かったな律希
俺がお前のパパだよ。」



そう言って、私に抱かれていた律希を抱っこした
優しい父親の表情だった

その顔に惹かれている自分がいる



「ほんもの?りつのぱぱ」

「なに?今まで偽物でもいたのか?」

「いない」



少しソワソワしながらも嬉しいそうな律希

やっぱり男の子にとってパパって必要なんだな、と感じさせられた。



ガチャと音がした
入ってきたのは令さんと奏多さんだった


「おはようございます、頼まれたオートミール買ってきましたよ。それと耀にはコーヒー」

「ああ、…っとこれか?」



そう言って彼はコーヒーを取り出すと私にオートミールを渡してくれた



「まま ごはんまだ?」

「少し待っててね、耀生さんキッチン借りるね?」

「…好きに使え」




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