極道の彼は子持ちの私に溺愛する





寝起きじゃない律希は機嫌がいい
ニコニコしながらオートミールを頬張る

その机の向かい側で、頬張る律希をみながら耀生さんが令さんから貰ったコーヒーを飲んでいる。



「あのね、ぱぱ?」



と、もぐもぐしながら律希が耀生さんに尋ねた



「あしたね ほいくしょ りつといく?」

「一緒に行ってほしいのか?」

「うん! それでね おむかえもぱぱがいい」



何か聞いている母という立場からしてみれば、母親離れをしていくような感覚に陥る

悔しいけどやっぱり律希もパパを自慢したいのだろう



「…あー、悪いが朝は用事があるからママに任せる。帰りは俺が迎えに行ってやるよ。」



そう言って、律希の頭をわしゃわしゃと撫でる



「ほんと?やくそく?」

「ああ、約束だ」



こんなに嬉しそうな律希をみたのはいつぶりか
普段は大人しい性格の子どもだからあまりない




< 51 / 75 >

この作品をシェア

pagetop