極道の彼は子持ちの私に溺愛する


「それを言うなら幼稚園だって他の子達も危険な目に合わせるかもしれないじゃない。」

「仮にそうだとしても、俺が律希を入れようとしている幼稚園は桐生グループに関係する奴しか入れない幼稚園だ。そこだったら律希の正体が俺の血を引く子であっても律希を贔屓する奴達は出てこない」



桐生グループ専用の幼稚園?
託児所とかじゃなくて幼稚園レベルなの?

何か驚くことしかないけど、私が思っていた以上に彼は色々と考えてくれていた。



「…うん」

「お前のことも考えて言ってるんだ。律希の正体が知れ渡るのは時間の問題だ。バレた時お前は今の保育所のママ友からハミにされるのは目に見える」

「…うん」



確かに今の保育所のままだと、彼が言うことも高確率であると思うけど…



「それにバレた場合、一般の子どもに被害が被る」



分かってる、頭では分かってるけど…
私だけの問題じゃないんだ、


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