極道の彼は子持ちの私に溺愛する


「まま りょう のらない?」



チャイルドシートに座った律希が尋ねてきた



「令さん?」

「…ああ、令は用事があってな、奏多が1日いる」



確かに運転席に奏多さんが座ってるけど、、
そして後ろの席には私と耀生さんと律希



「かなた いっしょ?」

「そうなるな、奏多は嫌いか?」

「りつ かなた すきだよ」



そういいながら足をバタバタしている
奏多さんは嬉しそうに少し照れている

それを聞いた耀生さんはクスッと笑っていた



「だとよ奏多、よかったじゃねぇか。
最近女に振られたかいあったじゃねーか」

「…ちょっ、耀!どこからそんな情報仕入れてくんだよ!あれは振られたんじゃない!そういう空気になったの、分かる?あれは付き合ってない、ノーカン!」



必死に私達のほうをみて言い訳をする姿に私は少し笑ってしまった。

こういう奏多さん、見たの初めてだから



「ほぉ、ノーカンね。」


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