極道の彼は子持ちの私に溺愛する
「…確かに和みますね」
律希が耀生さんの方に手を伸ばすと、
その手をちゃんと握ってくれる彼
男の子ってやっぱりパパ欲しいのかな、、
…というか、私じゃ役不足かな、、
「りつ あれ!!」
律希が色々な家具が気になるらしく一々止まっては走り出しての繰り返し
普段大人しい律希からしたらとても珍しい光景
「律希、お前そんなうろちょろしてたら日が暮れるぞ。さっさといくぞ」
「りつ あのライオンさんほしい」
そう言って指さしているのはライオンの形をした椅子
確かに律希の年代からしたら心惹かれるもの
耀生さんは、ライオンをみて『は?絶対いらねーだろ』みたいな目でみている
「律希、とりあえず 先にベッド見に行こうか」
そう私が促し、少し不満げに頷いた
「りつ あれほしい」
「そんなに欲しいの??」
「かっこいい」
「…ったく、分かった。あのライオン買ってやるよ
でも、すぐ飽きると思うんだけどな。」