キミに恋なんてありえない!?





起きねえし。



「おい!蒼!起きろ!!!」


大声出して呼んでも

「ん〜」

としか返ってこない。




「遅刻するよ?起きて」



蒼の顔を見ると



うわあ。
すっごい綺麗。まつげ長っ。寝顔可愛いって…。



無意識に手が伸びていて蒼の髪を触ろうとした次の瞬間。



「へ?きゃあっ!」



その手を捕まれベッドに引きずりこまれた

びっくりして蒼の顔を見るとぱっちりと目が開いている。




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