流れ星に願いを…〜星空に流れる一粒の涙〜
「わかってるけど、

わざと気付かないふり

してたのぉ。

ないもんだと思って

お墓の前

ササァ~っと

走って行こうと

思ってたのにぃぃ~。

もぅ、余計な事

言うから

意識しちゃったよぉ~。

ついて来たら

どぉすんのぉ~。」

あたしは両手を前に出して

幽霊のまねをした。

本気で怖い!

怖すぎる!

若干パニックになった。

まぢ。仁のせいで

お墓、お墓って

意識しちゃうよ~。

ばか!




仁は首をちょっこっと傾けて

また

ニッコリ笑いながら

「俺、送っていきますよ。」

と、あたしの肩を

トンっと押した。



《行こう》の合図みたいに。
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