寵愛紳士 ~今夜、献身的なエリート上司に迫られる~

彼女も自分の体を抱きしめながら、コクンとうなずく。

溶けるように重なり、深くキスをした。

受け入れることにすぐに慣れた雪乃の身体をじっくりと整える。

「雪乃。明日どこか行こうか」

「えっ」

浅いキスを交えながらふたりは会話を続けた。

「これじゃ、まるで俺がこれ目当てみたいで嫌なんだ。雪乃と一緒にどこか行きたい」

「……いいんですか? うれしい」

「デート。どこ行きたいか考えて」

「あの、それなんですが、これをされながらじゃ、無理ですっ……」

身じろぎする雪乃に、晴久の糸はプチンと切れた。

晴久はわざと弱いところを攻め、彼女の頭を真っ白にしてみせる。

しかしやがて彼もなにも考えられないくらいに没頭し、夢中で雪乃を求めたのだった。
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