寵愛紳士 ~今夜、献身的なエリート上司に迫られる~
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【お仕事中にすみません。今日はやることがあるので、定時で先に帰って自宅に戻ります】
フリースペースで昼食をとっていた晴久は、雪乃からのメッセージを見て固まった。
こんなことはなかったのに、珍しい。
ひとりで帰すのは心配だが、出会う前はそうしていたわけで特に反対する理由もなく、【分かった】という返信を作る。
しかし送る前に、やることって何だ?という疑問が湧き、それを文面に含めようかとしばらく考えた。
(……いや、彼女にも色々あるだろう)
ひとりで納得しつつ、何も加えずに送信をタップする。
しかし送った後で余計に疑問は膨らんでいき、晴久は食事の手が進まなくなった。
今の関係が順風満帆すぎて、もしかしたら彼女の方ではなにか悩んでいたのでは、と不安になってくる。