寵愛紳士 ~今夜、献身的なエリート上司に迫られる~

カーディガンもスカートもジャストサイズになっており、クリーム色の明るい色味に変わっている。

(雪乃?)

ガラス戸を隔てて少し離れた場所にいる晴久は混乱気味に雪乃を見つめていた。
どうして今日は素顔で来たのか。疑問が募る中、周囲の男たちはそんな晴久にかまわず騒いでいる。

「細川さんってあんな美人だったのか」

「なんで隠してたんだ?」

「ていうか、胸デケー」

さすがにカチンときた晴久は大人げなく男たちを睨んだが、それでも騒がれている本人である雪乃がギャラリーを全く気にしていない様子に、やがて彼の目は釘付けになる。
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