寵愛紳士 ~今夜、献身的なエリート上司に迫られる~

雪乃に腕を支えられながら階段を上がり、二階の彼女の部屋へ。
ベッドの横にはお客さま用の布団が敷いてあった。

「晴久さん、横になってください」

雪乃は彼をベッドに倒そうとしたが、彼は下の布団に腰を下ろす。

「大丈夫、雪乃。ごめんね。少しずつ醒めてきたから」

手をひらひらさせてから彼女の肩に添え、押し戻す。

晴久はぼんやりとする視界の中で、やたらとかわいく映る雪乃に理性が切れかけていた。

「シャワーはどうします? 明日でもいいですよ。濡れタオルで汗だけ拭きましょうか」

「いや、いい。いい。大丈夫」

身ぐるみを剥がされ濡れタオルで拭かれようものなら、おそらく我慢できなくなる。

晴久は冷静になるため、フーッと息をつき、雪乃の頭を撫でた。
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