病んでる僕と最強の勇者たち
マギー・フォー VS ドロレス・ミラー
セクシーな女吸血鬼、ドロレスからブライアンを救うため、マギーは全力で走っていた。



ブライアンは最強の勇者と呼ばれるほどに強いが、女には甘過ぎる。



そこがブライアンの最大の弱点だ。



ブライアンはドロレスに後ろから抱きつかれた状態で首を噛みつかれて、血を吸われていた。



そして、ドロレスの唾液には快楽を促す物質が入っていて、快楽に溺れてしまったブライアンは、自力でドロレスから脱出することは不可能だった。



(私たちはどんなことがあっても仲間を助ける。

私たちは誰一人欠けてはいけないんだ。

ドロレスにブライアンを殺させはしない。

絶対に!)



マギーは固い決意を胸に、ドロレスの元にたどり着いた。



そしてマギーが一瞬で勝負を決めようと、ドロレスを上段からの振り下ろしで斬ろうとしたとき、ドロレスは風のような素早い動きでマギーの剣をかわしていた。



(は、速い……。

今、確実に斬ったと思ったのに……)



マギーが敵の素早さに驚きながら顔を右に向けると、セクシーな女吸血鬼、ドロレスが余裕の笑みを浮かべて立っていた。
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