異世界和カフェ『玉響』。本日、開店いたします!
父は、想像していた以上に喜んでくれた。
母の愛した店がこの先も続くことに歓喜の涙を流し、何度も私に礼を言った。
そんな態度を見せられれば、「やっぱり止めとこうかな」なんて言えるはずもなく、私は大学卒業後に、正式に和菓子職人としての修行をすることが決まった。
とはいえ、少しでも和菓子慣れさせておこうという親心なのか、それからは一週間に一度ある店休日になると、父は決まって私に「和菓子を作らないか」と誘いを掛けてくるようになったのだが。
最初は私も父に応えようと頑張った。
父と共に厨房に立ち、教えられるままに材料を量り、和菓子を作った。
楽しかった。
和菓子なんてと思っていたが、想像以上に繊細な作業だったそれは、私の心にヒットした。
――なんだ。意外と面白い。
これならやっていけるかもとホッとした。
母の愛した店がこの先も続くことに歓喜の涙を流し、何度も私に礼を言った。
そんな態度を見せられれば、「やっぱり止めとこうかな」なんて言えるはずもなく、私は大学卒業後に、正式に和菓子職人としての修行をすることが決まった。
とはいえ、少しでも和菓子慣れさせておこうという親心なのか、それからは一週間に一度ある店休日になると、父は決まって私に「和菓子を作らないか」と誘いを掛けてくるようになったのだが。
最初は私も父に応えようと頑張った。
父と共に厨房に立ち、教えられるままに材料を量り、和菓子を作った。
楽しかった。
和菓子なんてと思っていたが、想像以上に繊細な作業だったそれは、私の心にヒットした。
――なんだ。意外と面白い。
これならやっていけるかもとホッとした。